千葉県いすみ環境と文化のさとセンター



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里山の風景のひとつとして、水田風景を再現しています。
田植えや稲刈り、もちつき、ワラを使ったお飾り作りなど、年間を通して稲作文化を体験でききます。
栽培品種はその年によって違いますが、
  • 食味の良い「コシヒカリ」
  • もちつき行事で使う「月見もち」
  • おかざり用わらのための「京都神力‐キョウトシンリキ‐」
  • 古代米と呼ばれる「アクネモチ」
などです。
いすみ地方は、古くから「いすみ米」の名で呼ばれる米の特産地です。

     ≪ 田植えまでの道のり ≫

  荒代掻きを行います。この時、くろ(畦)に土を寄せます。
水が抜けないようにするため、くろ(畦)に土を盛ります。
水を張り、稲を植えるための植え代掻きを行えば、準備の完了です。
整えられた田んぼは、5月の田植えのイベントで、参加者の皆さんと田植えを行います。

     ≪ 稲刈り ≫
 
  稲刈り体験参加者の皆さんで一列に並びます。
腰には、刈った稲を束ねるワラをしょっています。 
  刈った稲は、八の字束ねてワラで束ねます。
 八の字にすることによって、稲束を乾燥するために次に行う「オダカケ」作業がバランス良く行えます。
  竹竿でできたオダに、束ねた稲を掛けていきます。この作業を「オダカケ」といいます。
最近はあまり見られなくなった風景ですが、以前はこのように稲の乾燥を行っていました。
  隙間なく束ねた稲を並べれば、オダカケの完成です。
  多くの稲はコンバインでその場で脱穀します。
そして、作業場の機械にて、乾燥、籾すりが行われて玄米になります。
それを精米して白米となり、炊くことでいつも食べているお茶碗の白いごはんになります。
  その他にセンターでは、千歯扱ぎ(せんばこぎ)や、足踏み脱穀機を使って脱穀する行事なども開催しています。

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