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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター
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センターで現役で使用している、あるいは展示している農具や民具です。
馬鋤 馬鍬 鍬 鋤 種籾転圧器
天地返し器 水田除草機 千歯こき 足踏み式脱穀機
唐箕 藁潰機 縄綯い機 燻炭器 田舟
一斗升 カンテラ 綿繰機 鉄製焙烙 筵編機
俵編機 綿繰機 糸繰車 蓑笠
燻炭器
燻炭とは、普通はもみ殻を炭化させたもので、もみ殻燻炭は土壌改良資材にります。
作るのには燻炭器を利用します。
通常は二つのパーツに分かれており、ロートをさかさまにしたような形もものと煙突部で構成されています。
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カンテラ(カーバイトランプ)
カーバイトランプ。カンテラが一般的な名称。
筒下にカーバイト(炭化カルシウムCaC2)の塊を入れ、筒上内の水を少量ずつ滴下し発生したアセチレンガスを燃焼し灯りとした。
これを使用すると、炎の煤で顔が黒くなったと言われています。
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綿繰機
種子に綿毛(わたげ)のついたままの実綿(みわた)から、綿毛と種を分離する機械です。
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種籾転圧器
目の細かい金網(縦横2ミリほど)を筒状にして押すことにより回転、種籾を転圧し表面を均一化して苗の伸び具合が全体的整えることを容易にするための道具。
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鉄製焙烙
餅(もち)を焼いたり、豆やあられを炒(い)ったりする時に使用しました。
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俵編機
藁(わら)で俵(たわら)を作るに使用します。俵は収穫した穀物を収納するための袋です。
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筵編機
藁などで筵(むしろ)を作るに使用します。筵は敷物として利用します。
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足踏み式脱穀機
収穫した穀物を茎と実に分けるための道具です。足でペダルを踏み、内部で回転する突起部に実をあてて茎から落としていきます。
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千歯こき
収穫した穀物を茎と実に分けるための道具です。櫛で髪の毛を梳くように、歯の間に収穫した穀物を入れこそげ落とします。
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唐箕
脱穀した収穫物を、ゴミと実に風の力を使って分ける機械です。
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天地返し器
脱穀した穀物を天日干しする際に、定期的に筵に敷いた穀物の上下を入れ替えるために使います。
天地返しをすることにより、穀物はまんべんなく乾燥するようになります。
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藁潰機
藁の茎が硬いままでは利用しにくいので、ローラーを数回通して潰し、柔らかくします。
昔は叩いて潰していましたが、この機械で格段に作業効が楽になりました。
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水田除草機
田植え後、稲も成長しますが雑草も成長します。除草剤を使わずに、この機械で伸びてきた雑草を田んぼの土に埋め込んでいきます。
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縄綯い機
潰した藁をつかい、縄を編んでいきます。太い縄を荒縄と呼ぶこともあります。
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糸繰車
綿から糸を作るための道具です。指先でワタをほぐしながら車を回し、左端の糸を巻き付けるところへ集めます。
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馬鍬
うますき。馬や牛に引かせて、土を掘り起こすのに使いました。
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鍬
土を掘り起こす道具。用途に応じ色々な形状がある。
左から万能鍬(ばんのうぐわ、まんのうくわ)、鋤簾(じょれん)、鍬(くわ)。
万能鍬は歯が3本あるいは4本のものが多い。
鋤簾は水路や池など、水の溜まっているところから土砂を排除・移動するのにつかわれる。
鍬は実に多用途の道具であり、その目的に応じて歯の形状や大きさ、柄の長さや角度が異なる。
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鋤
写真は柄の向きと同じ方向に歯がつけてあり、土を直線状に切りだすのに向いている。
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蓑笠
蓑と笠。材質は各種ある。雨具として利用した。
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一斗升
穀類を計量するために用いられた容器。ここに穀物を入れ、上端を水平に均すことにより計量する。
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田舟
深田で刈り取った稲や肥料などを運ぶために用いられた運搬具の一つ。舟底は平らで、田の中で舟底が土についていても、容易に動かすことができる。
人は乗らない。
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